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zoom RSS 『ニキータ』

<<   作成日時 : 2007/03/24 18:41   >>

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画像『レオン』より以前に凶暴な純愛がここにあった!
フランスで一大センセーションを巻き起こし、イギリスでは公開されるやいなや10日間で外国映画の興行記録を塗り替え、そしてアメリカでは待ちに待たれクリスマス公開となった。


この作品は、『レオン』を観てからレンタルで観ました。
この映画はフランス映画ですが、ハリウッドを意識したアクション映画になっています。
なのでハリウッドではリメイク版として『アサシン 暗・殺・者』が作られました。
『ニキータ』を演じたアンヌ・パリローに対し、ハリウッド版はブリジット・フォンダが演じてます。





画像『アサシン 暗・殺・者』も観ましたが、アンヌよりもキュートな感じのするブリジットの方が正直好感はもてましたね。
でも『ニキータ』はやはりアンヌ・パリローの方が断然良かったと思います。
ジャンキーな不良少女が段々ときれいに生まれ変わってゆく姿が印象的でした。
監督のL.ベッソンは「どこか秘密めいて神秘的なパリローに似合う物語を作りたかった」と語っています。
そうこのニキータを観ているとき、ずっとツカミ所のないようなイメージを持っていました。



ニキータが秘密工作員として厳しい訓練を受け3年が経ち、見違える様な女性に変身する。
そして彼女にとって初めての外出、教育係のボブ(チェッキー・カリョ)からレストランでの食事と誕生日プレゼントを貰って喜ぶニキータ、プレゼントの中身が実は拳銃だと知った時の彼女が戸惑うシーンから一気に銃撃戦へと移行する場面はなんともいえない気持ちにさせる。



画像そしてニキータにとって束の間の幸せが、クライマックスに近づくにつれ彼女にとってつらい決断を強いられる結果に繋がってゆくのが、なんとも切なくなってきます。




『ニキータ』のTV版もありますが、TVシリーズのニキータ役ペータ・ウィルソンはどちらかというとガッチリ系でアンヌやブリジットに比べて随分とイメージが違いますね。
3つとも違う作品と観るのがいいと思います。


オリジナルの『ニキータ』が陰のイメージが強いのに対し、ハリウッド版はどちらかというと陽のイメージが濃いですね。


ちなみにニキータという名前はベッソンが飛行機に乗っている時聴いていたエルトン・ジョンの「ニキータ」から思いついたそうです。
画像



レオンはラストで愛する人を助けるために天に召されますが、ニキータはラストで「愛する人を巻き添えにしたくない」ためにどこかへ逃亡してしまいます。いまもどこかでニキータが幸せなふつうな暮らしをしていればいいのですが・・・・



-Introduction-
夜の街、5つのシルエット、ヤクに飢えた少年たちが薬屋を襲撃する。
店に忍び込んだ彼らに店の主人が銃を手に現れるが、その中に我が子を見つけためらう。
その時、パトカーが到着したちまち銃撃戦に。再び静寂が戻った時、生きていたのは物陰にいた少女ひとり。彼女の名前は”ニキータ”。
ニキータは無期懲役刑の判決を言い渡されるが、政府のための秘密警察を組織するボブにその凶暴な生存本能を評価され、秘密エージェントつまり殺し屋として生きていくことを強要される。
最初は抵抗したニキータだが、断れば死しかないことを知り、3年の月日を経て、美しい女殺し屋に変身。パリの町を舞台に、要人たちを暗殺する。しかし、恋人と呼べる真に愛する男を知った彼女は、終わりのない死の世界と決別しようともがき苦しむ・・・

非情な殺し屋になりきれない少女の人情味あふれた物語。ニキータと対照的な役柄、人を殺すことに何も感じない殺し屋をジャン・レノがミステリアスに堂々と演じている。当時、監督リュック・ベッソンの妻であり、主人公のニキータを演じたアンヌ・パリロー。彼女の悲哀がこめられた演技は一見の価値がある。


<CAST>
・Anne Parillaud(アンヌ・パリロー)
 『危険なささやき』のアラン・ドロンの相手役として知られる彼女だが、この映画において
 初めて真の役どころを獲得した。長いスランプの間、女優を辞めることも考えたという彼女は
 役作りのため実際に真冬のパリの路上で生活してストリート・キッドになりきった。
 ダンス、柔道、射撃そして洗練された会話を叩き込まれた彼女こそ90年代の
 ファム・ファタールなのである。
 『ガールズ』『危険なささやき』『仮面の男』『ギャングスター』など
 1960年パリ生まれ。
・Jean-Hugues Anglade(ジャン=ユーグ・アングラード)
 秘密工作員としての任務に耐えかねて押し潰されそうになるニキータを暖かく受け止める
 婚約者のマルコ役。ベッソン作品は『サブウエイ』(85)以来二度目。
 『傷ついた男』『サブウエイ』『ベティー・ブルー/愛と激情の日々』『王妃マルゴ』など
 1955年フランス生まれ。
・Tcheky Karyo(チェッキー・カリョ)
 シェイクスピアやカフカなど、豊富な舞台経験で培った確かな演技力は定評がある。
 『愛しきは、女/ラ・バランス』『満月の夜』『狂気の愛』『バッド・ボーイズ』
 『ジャンヌ・ダルク』『パトリオット』『キス・オブ・ザ・ドラゴン』『ブレイド2』など
 1953年トルコ生まれ。
・Jeanne Moreau(ジャンヌ・モロー)
 フランスを代表する大女優が、ニキータに女を目覚めさせる役として、登場する。
 『元気に手を出すな』『死刑台のエレベーター』『突然炎のごとく』『雨のしのび逢い』
 『奥様は魔女』『エバー・アフター』『デュラス/愛の最終章』『銀幕のメモワール』など
 1928年フランス生まれ。
・Jean Reno(ジャン・レノ)
 後に『レオン』の原点となった”掃除人”ヴィクトル役を演じ、忘れがたい印象を残した。
 『サブウェイ』『グラン・マスクの男』『グラン・ブルー』『レオン』『ミッション・インポッシブル』
 『GODZILLA』『クリムゾン・リバー』『ダ・ヴィンチ・コード』など
 1948年モロッコ・カサブランカ生まれ。

<DIRECTOR>
・Luc Besson(リュック・ベッソン)
 『最後の戦い』『サブウェイ』『グラン・ブルー』『レオン』『フィフス・エレメント』
 『ジャンヌ・ダルク』『アンジェラ』など
 
 次回作、『アーサーとミニモイたち』はデビュー作『最後の戦い』からちょうど監督10作目に
 あたり、これを機に映画界から引退し、フランスの貧しい地域に住む子供たちを援助する
 ための財団を設立するという・・・


〔関連記事〕
・『レオン』〜その出会い


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
パッチです♪
昨日トラックバックさしてもらいましたっ♪

やはりケビンさんの記事は丁寧に書かれていますし、画像もあるので見応え&読み応えがありますねっ♪
以前、記事を書くのに時間がかかるとおっしゃってましたけど想像つきます♪
でもいいことですねっ♪

ニキータのプレゼントの中身が拳銃だったシーンは好きですねぇ♪
まさかのプレゼントですし、その拳銃をいきなり使わなければならない状況♪
そしてトイレ(?)の窓の外は壁、といった感じでとてもストーリーがよかったです♪

また観たくなっちゃいましたっ(^^)
パッチ
URL
2007/03/25 18:53
【パッチさんへ】
お褒めの言葉ありがとうございます(^-^;
画像等は一応パンフレット等からスキャナーで取り込んでます。
ブログを立ち上げるにあたって、どうしてもスキャナーが欲しかったので
買いました。
ようやく慣れてきた所です^^;
でもまだ付属の画像ソフトはなかなか難しくてまだまだって感じです。

文章力もあまりないので間違ってないかよく確認しながら書いてます。
まあそれでもなんか可笑しかったりしますね(汗

『ニキータ』も『レオン』もどことなくアンダーな感じが好きですね。
いつかはDVDも買わなきゃね!
ケビン
2007/03/25 20:24
こんにちは、私もニキータが好きで、こちらにお邪魔しました。
マルコが特に好きです。あんなふうに、傍にいてほしいな・・・
iolr
URL
2007/05/26 20:44
【iolrさんへ】

初めまして、iolrさん。コメントありがとうございます。
マルコのように傍にいてくれるだけで幸せを感じたニキータでしたが、いつかまた二人がパリの街で再会することあればいいですね。
ケビン
2007/05/28 00:05

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