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zoom RSS 『ウォーター・ホース』

<<   作成日時 : 2008/02/11 19:29   >>

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画像 ネス湖に眠った、ひとりぼっちのふたりの想い。世界で最も有名な“1枚の写真”に隠された、孤独なふたつの魂の出逢いと別れの物語。

『ベイブ』の原作で知られる、イギリスを代表するベストセラー作家ディック・キング=スミスの夢あふれる小説を、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでアカデミー賞に輝いたスタッフが完全映画化。神秘が眠る国スコットランドの美しい風景を舞台に、“1枚の写真”に隠された、孤独なふたつの魂の出逢いと別れの物語を描く。


ネス湖のネッシーは皆さんもご存じだと思います。スコットランドのネス湖で首長竜ののような生き物が写真で掲載されたことが世界中で話題になりました。そう決して大スポや東スポに載った訳ではありませんよ!
しかし、世界中で真偽のほどが大論争になったのですが、関係者の話ではほぼ偽物だという結論がでています。

この映画はそんなニセモノ写真が撮られた背景には、ホンモノの感動秘話があったという、そんな大胆な発想から生まれた物語です。

Story...

画像 出会い ――

いつもひとりぼっちの少年がいた。彼の名前は、アンガス・マクマロウ(アレックス・エテル)。時は、第二次大戦の真っただ中、少年は戦地へ行ったまま音信不通の父親の帰りを、ただひたすらに待っていた。神話と伝説が息づき、美しい森と湖に囲まれたスコットランドの村で、母のアン(エミリー・ワトソン)と姉のカースティの3人で暮らしているアンガスだが、大好きな父親fがいない寂しさは、誰にも埋めることはできなかった。

そんなある日、アンガスはネス湖で大きな石のような塊をみつけて、こっそり持ち帰る。それは青く光る不思議な卵のようだった。
そこから生まれてきたのは今までに一度も見たこともない生物。アンガスが食べ物を与え、傷を手当てしてやると親だと勘違いし、すぐになつき始めた。名前を“クルーソー”と名付けた。

 邪魔者たち ――

画像マクマロウ家にやってきた珍しい客は、クルーソーだけではなかった。英軍が押し寄せ、マクマロウ家の広い屋敷を、ハミルトン大尉(デヴィッド・モリッシー)をはじめとする将校たちの宿舎にするというのだ。敵軍ナチの潜水艦を撃退するのが目的らしい。
そして、アンガスにとっては3番目の招かれざる客が、クルーソーを隠している作業小屋に現れる。ルイス・モーブリー(ベン・チャップリン)――マクマロウ家の下働きとして雇われた男なのだが、どこかわけありの影をたたえていた。

 成長 ――

画像あっという間に成長したクルーソーは屋敷の中を駆け回り、カースティ、そしてモーブリーに見つかってしまう。モーブリーはクルーソーが何ものか知っていた。ケルト人の古い伝説に出てくる“ウォーター・ホース”だというのだ。年をとると卵を産んで死ぬので、いつもこの世に一匹しか存在しない、世界一珍しくて、世界一孤独な生き物なのだ。神様がひとりぼっちの二人を引き合わせたのかも知れない……。
モーブリーはアンガスに、水の中に生きるウォーター・ホースは、ネス湖に放すべきだと忠告する。最初は離れ離れになるのを嫌がっていたアンガスも、一晩ごとに成長していく姿をみて、渋々承諾するのだった。

 深い絆 ――

画像大人たちのすきを見ては、ネス湖へとクルーソーに会いに行くアンガス。今ではクルーソーは巨大と言っていい大きさだった。

ある日、クルーソーは、アンガスを背中にのせて、湖中を自由自在に泳ぎだす。泳げないアンガスは、最初は怖がっていたが、いつしか水中の魚の美しさや、難破船、水中から跳び上がるクルーソーのスピードに興奮し、父親がいなくなって以来初めて、心から楽しそうに笑うのだった。

もはやクルーソーとアンガスは、言葉が通じなくても、信頼と深い愛情で、しっかりと結ばれていた。

 別れ ――

画像しかし、ささやかな幸せが終わりを告げる日がやってくる。クルーソーを目撃した大人たちが、伝説の生き物を捕獲しようと計画し、宣伝のために捏造写真まで撮影したのだ。
さらに、もっと過激な運命がふたりを待っていた。兵士がクルーソーを敵の潜水艦と勘違いし、砲撃命令を下したのだ! 爆撃に怯え、狂ったように逃げ惑うクルーソーにまたがり、大海原へ逃がそうとするアンガス。爆撃の手を緩めない兵士たち。クルーソーを生け捕りにしようとする大人たち。アンガスを助けようとするモーブリー、クルーソーの姿に驚きながらも息子を追いかけるアン。

果たして、アンガスは、たったひとりの親友を守ることが出来るのか――?

何年か前にネス湖のネッシーの写真は偽造されたものだという発表があったニュースをそのまま逆手にとって実はその話には裏があるという。そういう発想は実に面白くもあるが、せっかくの映画であるので展開的にはもうひとひねり欲しい気もする。
年をとった主人公アンガス自身が、ネス湖にやってきた観光客にそっとネッシーの秘密を語りだす場面。こういった持っていき方はありきたりと言えばそうなのだが、けっこう好きである。
スコットランドの情景は実にきれいで、優雅に泳ぐクルーソーもマッチしていました。
ふと思ったのは、クルーソーがあっという間に成長するシーンは、ん?どこでみたような?












【CAST...】
画像・Alex Etel(アレックス・エテル)
1994年・英・マンチェスター生まれ
8歳の時に、英国北西部のチェシャー州ガトリーにある学校で行われたオーディションで見出され、『ミリオンズ』(04)で映画デビュー。
アンガス・マクマロウ役
戦地に行ったまま音信不通の父親の帰りを待ちわびる孤独な少年。
『ミリオンズ』『Cranford』など
画像・Emily Watson(エミリー・ワトソン)
アン・マクマロウ役
とても繊細で内向的な性格の息子アンガスのことを、誰よりも心配している心優しい母。アンガスを強い男の子にするため、ハミルトン大尉に兵隊の訓練を施してくれるように頼む。
画像・Ben Chaplin(ベン・チャップリン)
1970年・英・ロンドン生まれ
ギルドホール音楽演劇学校を卒業後、『日の名残り』(93)に出演して注目され、イギリスで人気のシリーズ番組「Game−On」(95)のマシュー・マローン役に抜擢される。
ルイス・モーブリー役
マクマロウ家の下働きとして雇われた男。あまり過去を語らず、どこか謎めいた雰囲気をたたえている。
『好きと言えなくて』『シン・レッド・ライン』『ロスト・ソウルズ』『バースデイ・ガール』『完全犯罪クラブ』『レジェンド 三蔵法師の秘宝』『ニュー・ワールド』『ラスト・トゥー・ウィークス』など
画像・David Morrissey(デヴィッド・モリッシー)
1964年・英・リバプール生まれ
さまざまなジャンルの映画、テレビ番組、舞台劇に出演、同世代の英国人俳優の中でも最も多彩な役者のひとり。俳優業に加え、製作会社チューブデイル・フィルムズを設立。同社を通し、英国で短編映画やテレビ番組を監督、故郷リバプールを舞台にした長編映画『The Pool』(08)も監督している。
ハミルトン大尉役
マクマロウ家の屋敷を宿舎にしている砲兵隊第12中隊のリーダー。特権階級出身の人間だが、内心では軍の一部隊を率いるという責任に自身が持てない。
『数に溺れて 』『ロビン・フッド』『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』『恋はサルサで!』『コレリ大尉のマンドリン』『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』『氷の微笑2』『リーピング』など
画像・Brian Cox(ブライアン・コックス)
1946年・スコットランド・ダンディー生まれ
ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アーツで演技を学んだ後、舞台、映画、テレビで活躍し、数々の賞に輝いている。03年、芸術への貢献を称えられ、エリザベス2世から上級勲爵士の称号を贈られた。
ナレーター/アンガス・マクマロウ(中年期)役
ネス湖に観光でやってきたカップルにネッシーの秘話を語る。
『刑事グラハム/凍りついた欲望』『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』『ブレイブハート』『グリマーマン』『チェーン・リアクション』『ロング・キス・グッドナイト』『コレクター』『天才マックスの世界』『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』『マンボ!マンボ!マンボ!』『マリー・アントワネットの首飾り』『ボーン・アイデンティティー』『ザ・リング』『アダプテーション』『25時』『X-MEN2』『トロイ』『ボーン・スプレマシー』『マッチポイント』『ハサミを持って突っ走る』など
【DIRECTOR...】
画像・Jay Russell(ジェイ・ラッセル)
1960年・米・アーカンソー州生まれ
19歳の頃、アーカンソー州公園観光部門で、上司ビル・クリントンのもと、CMの監督を務めていた。メンフィス大学への奨学金を受け取って音楽を学ぶが、映画への情熱が勝るようになり、コロンビア大学のフィルム・スクールに移り、美術学修士号を取得する。サンダンス・フィルム・インスティテュートのフィルム・ワークショップに招かれ、『ハロー・マイ・トレイン』(87)で監督デビュー。
『マイ・ドッグ・スキップ』『エバーラスティング 時をさまようタック』『炎のメモリアル』など

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タイトル (本文) ブログ名/日時
ウォーター・ホース
JUGEMテーマ:映画館でみました! 2007年/アメリカ 監督:ジェイ・ラッセル 出演:エミリー・ワトソン(アン・マクマロウ)    アレックス・エテル(アンガス)    ベン・チャップリン(ルイス・モーブリー)    デヴィッド・モリッシー(ハミルトン大尉) ...続きを見る
Lovely Cinema
2008/02/13 20:24
★「ウォーター・ホース」
今週の週末レイトショウ鑑賞は・・・ 「アメリカン・ギャングスター」も、「ラスト・コーション」もみたかったけど・・・ 2作とも長編で、深夜見るのはきついので、ファンタジー系の本作をっ。 ...続きを見る
ひらりん的映画ブログ
2008/02/14 01:30
劇場 『ウォーター・ホース』
★★★ ...続きを見る
らぶらぶシネマ
2008/02/25 11:56
映画『ウォーター・ホース』を観て
14.ウォーター・ホース■原題:TheWaterHorse:LegendOfTheDeep■製作年・国:2007年、アメリカ■上映時間:112分■日本語字幕:戸田奈津子■鑑賞日:2月1日、新宿ミラノ2(歌舞伎町)■公式HP:ここをクリックしてください□監督:ジェイ・ラッセル□脚本:ロ... ...続きを見る
KINTYRE’SDIARY
2008/03/12 00:11
ウォーター・ホース◎ケルト民族の伝説の生き物
 世界に一匹しか存在しない?本当なのか・・・・・。 &nbsp; 2月5日、「ヒトラーの贋札」鑑賞後、東宝シネマズ二条にて、この映画を鑑賞した。この日は連続鑑賞だったことをうっかり忘れていた。 &nbsp; ネッシー、ネス湖の謎の生き物は世界的にも有名なお話だが。ネス湖(ロッホ・ネス)はイギリスのスコットランド北部、ハイランド地方にあるイギリス最大の淡水湖。長さ約35km、幅約2kmの細長い湖。水深は最大230mという。凄い深い湖なんですね実際に目撃情報もあり(以下の5つです) ?19... ...続きを見る
銅版画制作の日々
2008/04/15 00:32
『ウォーター・ホース』(DVD)
【THE WATER HORSE: LEGEND OF THE DEEP】 2007年/SPE/112分/'08年8月6日DVDリリース 【オフィシャルサイト】 監督:ジェイ・ラッセル 出演:エミリー・ワトソン、ベン・チャップリン、ディヴィッド・モリッシー ...続きを見る
kuemama。の<ウェブリブログのへや...
2008/08/21 20:39
「ウォーター・ホース」
第二次大戦下のスコットランド。母(エミリー・ワトソン)と姉との3人で暮らしながら、戦地へ 赴いた父の帰りを待つ少年アンガス(アレックス・エテル)。ある日、住まいのそばにあるネス湖で 青く光る不思議な卵を発見、こっそり持ち帰るとやがて初めて目にする生き物が生まれるのだった。 その生き物に“クルーソー”と名付け、家族にも内緒で育て続ける。そしてある時、クルーソーは ケルト人に古く伝わる“ウォーター・ホース”で本来水の中で生きる生物だと知ったアンガスは、 クルーソーを仕方なくネス湖へ放すことに・・。 ... ...続きを見る
心の栄養♪映画と英語のジョーク
2008/12/03 09:44
【映画】ウォーター・ホース…2008年度末鑑賞報告残り(2)
さて明日からは本格的にお仕事な私。 例年なら「あ〜休み終わった〜仕事したくない〜〜{/face_hekomu/}」 ってなテンションと戦っている最中{/face_ase2/}ですが… まぁ昨日ちょびっとお仕事したからねぇ… 現在そういうネガティブなテンションで無いのは幸い{/face_nika/} ...続きを見る
ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
2009/01/06 20:50
イングランド人が演じるスコットランド人〜『The Water Horse』で楽しみながら英会話マンツ...
 スコットランドの湖と言われて思いつかない人でも、怪物ネッシーがいるネス湖(Loch Ness)と聞くとすぐに分かりますね。その伝説を描いたのが映画『The W... ...続きを見る
マンツーマン英会話プライベートレッスン・...
2011/06/02 15:27

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ウォーター・ホースご覧になったんですね〜♪
少年とクルーソーの友情物語みたいな感じなのかな。。
DVDが出たら真っ先に借りて観ようと思います!
って、いっても当分先ですね(TT)
小さいクルーソー、なかなか可愛い♪
応援クリック!!!
tess
URL
2008/02/12 01:34
やっぱりネッシーの写真は偽物なんでしょうかね〜?!
子供の頃、うきうきしながらそのての謎ものの本を読んだので、
ちょっと残念。

最後、網を飛び越えて海に出たシーンは“やったー!”っておもっちゃいました。
えふ
URL
2008/02/13 20:48
こんばんは〜、ケビンさん。
そういわれると、確かにちょっとひねりが足りないかなぁ・・・、と思えなくもないですね。それに、『ド○○もん』の映画そのままだっていう、意見もちらほらありますよね。私は『ド○○もん』は見てないので、けっこう新鮮な気持ちで見れたのですが・・・。
まぁ、いろいろな意見がありますが、私としては「ネッシーはいると思ってる人には、いるかもしれないよ」と、いうちょっと夢を残してくれてる出来だったのではないかなぁ・・・と、思ってます・・・。
とろ
2008/02/13 20:59
【tessさんへ】

こんばんは、tessさん。
コメントありがとうございます。

少年とクルーソーの友情物語、そうですね…友情物語というよりも親子物語な感じでしょうか!?
卵から孵化して最初にあったのがアンガス少年だったので、少年にとってもクルーソーを守ってあげたいという心の方が強かったのではないでしょうか。そして少年も大人になっていくんでしょうね。

また観賞しましたら訪問させて頂きますね。
ケビン
2008/02/19 23:01
【えふさんへ】

こんばんは、えふさん。
コメント&TBありがとうございます。

写真の実物を見たわけではないですが、実際に偽物って発表されてしまったのは夢が失われた感じがして残念ですね。
外国の湖だから余計に浪漫が広がるのでしょうね〜(いっしーはちょっと宣伝ぽいですから;)
ケビン
2008/02/19 23:13
【とろさんへ】

こんばんは、とろさん。
コメントありがとうございます。

私も「どらえもん」は観てませんね〜そんなに似てるんでしょうか?
夢を残してくれたっていうのはなんかいいですね。

小さい頃、恐竜図鑑とかけっこう好きで見ていたものです。
いまでもどこかでジュラシックパークのようなところが存在していたらとそんな夢も残して置きたいですね!
ケビン
2008/02/19 23:22

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