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zoom RSS 『幸せはシャンソニア劇場から』

<<   作成日時 : 2009/11/16 10:40   >>

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息子と一緒に暮らしたい。
だからこの劇場を立て直す!
幸せを求めて奔走する父親と
仲間たちの笑顔と涙を
音楽で綴る極上エンターテインメント


 舞台は1936年、パリ郊外。
不況のため閉館してしまったミュージック・ホール・シャンソニア劇場。

長年、裏方を務めたピゴワルが、再び息子と暮らしたい一心で懸命に劇場の再建に身を投じる、そんな姿が涙を誘う物語・・・


Impressions...
 すごく気になっていた映画。ぎりぎり間に合って観に行けました♪
画像というのもこの作品、製作がジャック・ペランなんです。ご存じな方も多いとは思いますが、あの名作『ニュー・シネマ・パラダイス』で大人になったトト役を演じていたのがジャック・ペランです。
ジャック・ペランは俳優だけでなく、映画製作者としても高い評価を得ているそうです。2004年のフランス動員記録1位樹立した『コーラス』でも、製作、出演をしました。この『コーラス』には息子のマクサンス・ペランも出演し、また甥のクリストフ・バラティエが監督をし、アカデミー賞をはじめとする数々の賞にノミネートされるなど話題を呼びました。残念ながら私は未見なんですが・・・^^;
そして、『幸せはシャンソニア劇場から』(原題:Faubourg 36)でもクリストフ・バラティエが監督をマクサンス・ペランもまた出演しています。私がこの作品を観て思い出すのはやはり『ニュー・シネマ・パラダイス』でした。映画館がミュージック・ホールへと代わって、ストーリーは違いますが情景や映画の雰囲気自体が醸し出しているものが似ている気がします。ハリウッド映画にはない暖かい感じがするのです。
私が好きなのは、冒頭のシーンでワンカットでシャンソニア劇場の中に入っていくカメラワーク。最初からじっとスクリーンの中に引き込まれていく気がしました。そして観終わった後でも耳に残るドゥースの歌う「パリ〜、パリ〜♪」というフレーズがいつまでも心地よく響いていました。
久々にいい作品でした。いろんな映画ファンに観て欲しい逸品です。
〜ストーリー〜

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1936年、労働者のストライキや反ファシズム運動の気運が高まる第二次世界大戦の直前。パリ北部の下町の一角、“フォブール”親しみをこめてそう呼ばれている。
ミュージック・ホール・シャンソニア劇場は人々から愛されながらも不況のあおりで閉鎖されてしまう。
長年裏方として魂を注いできた、ピゴワルは妻にも逃げられ、職もなくして落ち込んでしまう。
ピゴワルの一人息子ジョジョは、ラジオばかり聴いて家から一歩も出ない“ラジオ男”からアコーディオンを習い、パリの街角で弾きながら稼ぎを食料品店に支払っている。しかし、ピゴワルには扶養資格はナイトジョジョは遠い街で再婚した母親の元に引き取られてしまう・・・
ある日、仲間のジャッキーが、劇場をこじ開けて、近所の人々に勝手にモノマネを披露していた。そこへギャラピアの手下が止めさせるために飛んでくる。血の気の多いミルーと一触即発の状態となると、ピゴワルは咄嗟に「劇場を占拠する!」と宣言。それから自分たちの手で劇場を蘇らせようと、ギャラピアに交渉し、一ヶ月の猶予与えられてピゴワルと仲間たちは再建に立ちあがった!
劇場を辞めた仲間たちも戻り、出演者のオーディションを開くと、ギャラピアの紹介で美しいドゥースがやってきた。あまりの美しさと歌の素晴らしさにピゴワル、ミルー、ジャッキーは彼女を採用する。
いよいよ新装“シャンソニア劇場”公演初日。観客からのリクエストで歌いだすドゥース。誰もが聞きいる素晴らしい歌声・・・。しかし彼女は、より大きな舞台を求めてシャンソニアを辞めてしまう。再び失意に沈むピゴワル。
ある日突然、歌姫として成功したドゥースが戻ってくると、たちまち劇場に人があふれ、シャンンソニアは見事に復活、毎夜満員の華やかな舞台が繰り広げられるが・・・・・

〜キャスト〜
◇ピゴワル
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・Gerard Jugnot(ジェラール・ジュニョ)
1951年・仏・パリ生まれ
俳優ミシェル・ブランらと高校で出会い、一緒に映画クラブや演劇部で活躍。74年に同メンバーで劇団「スプランディド」を結成。主に脚本を担当しながら、『パリの灯は遠く』(76)など映画作品にも俳優としても多数出演。フランス映画界になくてはならない名優の一人。
『西暦01年』『パリの灯は遠く』『レ・ブロンゼ/日焼けした連中』『レ・ブロンゼ/スキーに行く』『サンタクロースはゲス野郎』『タンデム』『シェーラザード 新・千夜一夜物語』『パリの天使たち』『ザ・レース』『バティニョールおじさん』『コーラス』『運命に逆らったシチリアの少女』など

◇ミルー
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・Clovis Cornillac(クロヴィス・コルニアック)
1967年・仏・リヨン生まれ
母は女優のミリアム・ボワイエ、父は演出家。15歳より俳優として活躍。確かな演技力に定評がある。85年、ロバン・ダヴィー監督の『Hors-la-loi』で映画デビュー。05年セザール賞助演男優賞を受賞。
『サンドイッチの年』『マレフィク 呪われた監獄』『めざめ』『アルプスの少年 ぼくの願い事』『ロング・エンゲージメント』『ナイト・オブ・ザ・スカイ』『蛇男』『ザ・スコーピオン キング・オブ・リングス』『Bellamy』など

◇ジャッキー
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・Kad Merad(カド・メラッド)
1964年・アルジェリア生まれ
元々はロックグループのメンバーとして活動していた。その後、劇団に所属し、舞台に立つようになる。
本作はジェラール・ジュニョ同様に『コーラス』(04)の体育教師に引き続きの出演。コメディ俳優として名高いが、07年にセザール賞助演男優賞を獲得した『マイ・ファミリー/遠い絆』(06)では重厚な演技を見せている。
『La Grand vie』『Le Pharmacien de garde』『La Beuze』『Rien que du bonheur』『Mais qui a tue Pamela Rose?』『コーラス』『心配しないで』など

◇ドゥース
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・Nora Arnezeder(ノラ・アルネゼデール)
1989年・仏・パリ生まれ
オーストリア人の父とエジプト人の母の間に生まれ、幼い頃からジャズに親しむ生活を送る。歌、ダンス、演劇をパリのダンススクールで学んだ後、TVドラマ出演を経て、『Les deux mondes』(07)で映画デビュー。映画出演2作目の本作で、09年のルミエール賞と金の星賞で新人賞2冠を獲得。華々しくキャリアをスタートさせたばかりのフランスの次世代スター。

◇ラジオ男
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・Pierre Richard(ピエール・リシャール)
1934年・仏・パリ生まれ
フランスコメディ界の重鎮。70年代から、多くのコメディ映画の出演、監督、脚本を手掛け、06年にはその功績が讃えられ、セザール栄誉賞を受賞。
『ぐうたらバンザイ!』『凶悪誘拐犯大追跡』『おかしなおかしな高校教師』『冒険喜劇 大出世』『3人の逃亡者/銀行ギャングは天使を連れて』『シェフ イン ラブ』『シビラの悪戯』『蛇男』など

◇ギャラピア
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・Bernard−Pierre Donnadieu(ベルナール−ピエール・ドナデュー)
1949年・仏・パリ生まれ
ロマン・ポランスキー『テナント/恐怖を借りた男』(76)、クロード・ルルージュ『愛よもう一度』(76)やジャン−ジャック・アノー監督作に小さな役に出演し、キャリアをスタートさせる。個性的な顔立ちで悪役も多く、TVドラマでも活躍している。
『プロフェッショナル』『愛と哀しみのボレロ』『侵攻・テロリスト軍団』『今夜誰かが殺される』『パッション・ベアトリス』『ザ・バニシング-消失-』『ダークサイド・ラブ/愛の終章』『マルセリーノ・パーネ ヴィーノ』『シャドウ・オブ・ウルフ』『グレート・ウォーリアーズ』など

◇ジョジョ
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・Maxence Perrin(マクサンス・ペラン)
1995年・仏・パリ生まれ
父は本作のプロデューサーであるジャック・ペラン。『コーラス』(04)で、学校の門前で親を待ちわびる愛らしいペピノ役を演じて話題となった。
〜フィルムメーカーズ〜
◇監督
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・Christophe Barratier(クリストフ・バラティエ)
1963年・仏生まれ
両親ともに舞台俳優で、母方の叔父がジャック・ペランという芸能一家に育つ。パリ・エコール・ノルマル音楽院でクラシック・ギターを学び、数々の国際コンクールで受賞したミュージシャンでもある。91年にジャック・ペランの製作会社ガラテ・フィルムに入り、『WATARIDORI』(01)など製作補として手掛け、01年に短編初監督作品「Les tombales」で注目を集める。04年の長編デビュー作『コーラス』は、フランスはもとより、世界的に大ヒットを記録した。
【監督】『リミュエールの子供たち』『コーラス』など 【製作】『ミクロコスモス』『キャラバン』『WATARIDORI』など

◇製作
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・Jacques Perrin(ジャック・ペラン)
1941年・仏・パリ生まれ
祖父は舞台演出家、父は舞台装置家、母は女優の芸能一家に生まれ、コンセルヴァトワールで演劇を学ぶ。10代から映画出演を重ね、66年に『Un uomo a meta』でベネチア国際映画祭主演男優賞を獲得し、27歳で設立した製作会社でコスタ・ガヴラス監督『Z』を製作、69年に米アカデミー外国語賞を獲得した。20代から俳優兼プロデューサーとして国際的に輝かしい成功を収める。ネイチャードキュメンタリーや、社会派作品からエンターテイメントまで幅広く手掛け、確実にヒットさせることで世界で最も注目される映画人の一人である。
【製作】『ブラック・アンド・ホワイト・イン・カラー』『無防備都市』『リュミエールの子供たち』『ミクロコスモス』『キャラバン』『WATARIDORI』『11'0901 - September 11』『コーラス』『Oceans』など





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2010/08/18 10:46

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に良い映画でしたねえ。
私も「ニューシネマ・パラダイス」を思い出しながら
観ていました。
ギャラピアが 悪いだけじゃないところに ぐっと
きました。良い役者さんですね。
ジャック・ペランも年をとりましたねえ。

ケビンさん その後お体大丈夫でしょうか?
入院されていたこと全然知りませんでした。
これから寒くなってきます。どうぞお体に気をつけて。
みいな
2009/11/17 16:22
ケビンさん、はじめまして。
〜青いそよ風が吹く街角〜のBCと申します。
トラックバックありがとうございました。(*^-^*

ハリウッドとは一味違った和やかな情緒もあり心温まる作品でしたね。
BC
URL
2009/11/18 23:34
【みいなさんへ】
こんばんは、みいなさん。
コメントありがとうございます。

本当に良いい映画でした。
『ニュー・シネマ・パラダイス』のあの雰囲気と同じように酔いしれることができました。
ギャラピアも味わいあるキャラでしたね。
この物語になくてはならない一人だと思います。

確かに久しぶりに見たジャック・ペラン(写真だけど)はやっぱり年をとってましたね^^;

体の方なんですが、手術というか処置をしましたので、もう大丈夫だと思います。
ありがとうございます<(_ _)>
ケビン
2009/11/21 23:58
【BCさんへ】
初めまして、BCさん。
ご訪問ありがとうございます。

こちらこそTBありがとうございます。
ハリウッドと違って、こういう映画を観るとホッとしますね。
味わい深いものがあると思います。もちろんハリウッド映画にも気持ちの休まる映画はいくつもありますけどね。

またいつでもお越しくださいませ。
ケビン
2009/11/22 00:06

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