『ラブリーボーン』

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソンが全世界に贈る、渾身の感動作

原作は、世界30ヵ国以上で1000万部以上を売り上げ、出版界に一大センセーションを巻き起こした驚異のベストセラー。14歳の少女が殺される事件という衝撃的なオープニングからはじまる本作は、天国にいる少女が、残された家族や初恋の人を想いながら、徐々に再生していく家族の絆を見守る感動のドラマである。

映画『ラブリーボーン』は、現代犯罪の怖さや被害者の家族の心情を描きつつも、永遠に消えることのない家族の絆という愛を描いたドラマであり、純粋な少女の成長物語でもある。


Impressions...
 監督ピーター・ジャクソン、製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、そして主人公のスージーを演じるのは『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンとくれば、つい期待してしまいます。

物語は予告編でもあるとおり、主人公14歳の少女が突然殺されたところからはじまります。生と死の間をイメージした世界をジャクソンならではのCGを駆使して表していましたが、いささかチープな表現に思えました。死体がたくさん出てくるくだりは“死”の表現もなくもないが、私にはきれいな絵が散りばめられた世界ににしか感じえなかった。
むしろその中間的な世界が必要だったのかどうかが疑問でした。いっそ『ゴースト/ニューヨークの幻』のように現世をさまよう感じでも良かった気がしましたが、それではパクリになってしまうのでしょうね!

  • スージーの父親役には『ディパーデッド』『ザ・シューター/極大射程』のマーク・ウォールバーグ。ロン毛がどうも似合ってませんでした(笑;

  • 母親役に『ハムナプトラ』のレイチェル・ワイズ。完全な脇に徹した感じで、マーク・ウォールバーグに比べると見所が少なかった気がします。

  • おばあちゃん役のスーザン・サランドン。結構好きな女優さんです。母親役は何度か観たことがありましたが、おばあちゃん役は初めてかな?役にぴったりはまっていていい味を出しています。

  • 犯人役のスタンリー・トゥッチ。いかにもな不気味な役を演じていて、今回ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされているのも納得です。

  • そして主人公のスージーを演じているシアーシャ・ローナン。『つぐない』以来2年振りに観ましたが、すっかり大人びていて、『つぐない』とはまた全然違う魅力を発揮!早くも大女優たる片鱗をみた気がします。先々が本当に楽しみな女優ですね。


Story...

私の名前はスージー・サーモン。お魚みたいな名前でしょ。
1973年12月6日。学校からの帰り道に、近所に住むある男に呼び止められた。
そして、私は14歳で殺された――。

私がたどり着いた場所は、何でも願いが叶う素敵な場所だった。“天国”っていうのかな。
欲しいものを望めば何でも実現する。地上の世界でもあるような、夢の中でもあるような。
そんな場所で、地上にいる大切な家族や友達を見守っている。

でも、天国でも叶えられないことがあった。それは大切な人たちに想いを伝えること。
私の死をきっかけにバラバラになってしまった家族のことが心配。

大好きだった初恋のレイにも、もう一度会いたい!

そして、私を殺した犯人はまだ捕まっていない。このままでは家族も危ない。

まだ、やり残したことがある。きっと私にも何かできるはず……。
みんなに伝えなきゃ。お願い。私の想い、届いて。

CAST...

〔スージー・サーモン〕
サーモン家の長女。14歳で殺害され天国と現生の狭間の世界にたどり着く。
・Saoirse Ronan(シアーシャ・ローナン)

〔ジャック・サーモン〕
スージーの父親。趣味はボトルシップを作ること。スージーを殺した犯人捜しに執着してしまう。
・Mark Wahlberg(マーク・ウォールバーグ)
1971年・米・マサチューセッツ州生まれ
高校を中退後、ミュージシャンとしてデビュー。映画デビューは、94年の『勇気あるもの』。06年に『ディパーテッド』でゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞にノミネートされた。
『勇気あるもの』『バスケットボール・ダイアリーズ』『悪魔の恋人』『フェイクディール/偽札』『ブギーナイツ』『ビッグ・ヒット』『NYPD15分署』『スリー・キングス』『パーフェクト ストーム』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』『ロック・スター』『シャレード』『ミニミニ大作戦』『ハッカビーズ』『フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い』『インヴィンシブル 栄光へのタッチ・ダウン』『ディパーテッド』『ザ・シューター/極大射程』『アンダーカヴァー』『ハプニング』『マックス・ペイン』『Date Night』『The Fighter』など

〔アビゲイル・サーモン〕
スージーの母親。娘を守れなかったことが罪悪感になり苦しんでいる。
・Rachel Weisz(レイチェル・ワイズ)
1971年・英・ロンドン生まれ
父親はハンガリー出身の発明者、母親はオーストリア出身の精神分析医。15歳の時に両親は離婚。94年、舞台「Design for Living」でロンドン・ドラマ批評家協会最優秀新人賞を受賞。同年『デスマシーン』で映画デビュー。「ハムナプトラ・シリーズ」で国際的に名前が知られるようになり、05年、『ナイロビの蜂』で、アカデミー賞助演女優賞、ゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。
『チェーン・リアクション』『魅せられて』『ベント/堕ちた饗宴』『インディアナポリスの夏/青春の傷痕』『輝きの海』『アイ ウォント ユー』『スカートの翼ひろげて』『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』『太陽の雫』『ビューティフル・クリーチャー』『スターリングラード』『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』『アバウト・ア・ボーイ』『コンフィデンス』『彼氏がステキになったワケ』『ニューオーリンズ・トライアル』『隣のリッチマン』『コンスタンティン』『ナイロビの蜂』『ファウンテン 永遠につづく愛』『エラゴン 意志を継ぐ者』『ブラザーサンタ』『マイ・ブルーベリー・ナイツ』『ラブ・ダイアリーズ』『ブラザーズ・ブルーム』『The Whistleblower』など

〔ジョージ・ハーヴィ〕
サーモン家の近所に住む、スージーを殺害した犯人。
・Stanley Tucci(スタンリー・トトゥッチ)
1960年・米・ニューヨーク州生まれ
『女と男の名誉』(85)で映画デビュー。『Shall We Dance』(04)では竹中直人の役を演じて好評だった。本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。
『ベートーベン』『ペリカン文書』『あなたに降る夢』『死の接吻』『シェフとギャルソン、リストランテの夜』『普通じゃない』『真夏の夜の夢』『アメリカン・スウィートハート』『ロード・トゥ・パーディション』『ビッグ・トラブル』『ザ・コア』『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』『ターミナル』『Shall We Dance』『ラッキーナンバー7』『プラダを着た悪魔』『ジュリー&ジュリア』『The Hunter』など

〔リンおばあちゃん〕
スージーの祖母(アビゲイルの母)。
・Susan Sarandon(スーザン・サランドン)
1946年・米・ニューヨーク州生まれ
『ジョー』(70)で映画デビュー。『デッドマン・ウォーキング』(95)でアカデミー賞主演女優賞を受賞。
『プリティ・ベビー』『アトランティック・シティ』『テンペスト』『イーストウィックの魔女たち』『さよならゲーム』『ぼくの美しい人だから』『テルマ&ルイーズ』『ザ・プレイヤー』『ロレンツォのオイル/命の詩』『依頼人』『若草物語』『デッドマン・ウォーキング』『ジャイアント・ピーチ』『クレイドル・ウィル・ロック』『地上より何処かで』『17歳の処方箋』『NOEL/ノエル』『Shall We Dance』『エリザベスタウン』『魔法にかけられて』『告発のとき』『スピード・レーサー』『Wall Street 2:Money Never Sleeps』など

〔レン・フェナマン〕
事件を担当する刑事。
・Michael Imperioli(マイケル・インペリオリ)
1966年・米・ニューヨーク州生まれ
TV「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」でエミー賞を受賞。マーティン・スコセッシ監督の『グッドフェローズ』(90)で注目を浴びるようになる。
『グッドフェローズ』『アディクション』『ジャングル・フィーバー』『マルコムX』『クロッカーズ』『バッドボーイズ』『バスケットボール・ダイアリーズ』『ダーク・ストリート/仮面の下の憎しみ』『スウィート・ナッシング』『ガール6』『オフィスキラー』『ニューヨーク デイドリーム』『サマー・オブ・サム』『フェイス・イン・ラブ』『マイ・ベイビーズ・ダディ』『シャーク・テイル』『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS』など

〔リンジー・サーモン〕
スージーの妹。ハーヴィを疑い家に忍び込む…
・Rose Mciver(ローズ・マクィーバ)
1987年・ニュージーランド生まれ

『猫は、なんでも知っている』『消された真実 グリニッチ殺人事件』『キャプテンコック エディー』『マキシマムタイド』『ジョニー・カパハラ 究極のビッグ・ウェーブ』など

〔レイ・シン〕
スージーの初恋相手。
・Reece Ritchie(リース・リッチー)
1986年・イングランド生まれ

『紀元前1万年』『Triage』『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』など

 FilmMakers
◇監督

・Peter Jackson(ピーター・ジャクソン)
1961年・ニュージーランド生まれ
8歳から8ミリ・カメラでSFの短編コメディ等を作り続ける。4年をかけ制作した短編映画『バッド・テイスト』(87)で監督デビュー。94年、『乙女の祈り』でベネチア映画祭銀獅子賞(監督賞)ほか16の映画賞を受賞。01年に『ロード・オブ・ザ・リング』で初めてアカデミー賞監督賞にノミネートされ、03年、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』でアカデミー賞トップタイの11部門を受賞、一躍世界的なフィルム・メーカーになる。
【監督】『バッド・テイスト』『ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス』『ブレインデッド』『乙女の祈り』『光と闇の伝説 コリン・マッケンジー もうひとりのグリフィス』『さまよう魂たち』『ロード・オブ・ザ・リング』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』『キング・コング』『』『』『』『』『』『』『』『』【製作】『Jack Brown Genius』『第9地区』『The Adventures of Tintin: Secret of the Unicorn』『ホビットの冒険』など




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