『Disney's クリスマス・キャロル』

画像 チャールズ・ディケンズの原作をご存じない方でも、「クリマス・キャロル」という言葉には、なぜか暖かな響きを感じるのではないでしょうか。
 この物語が誕生した19世紀半ばのロンドンでは、産業革命により貧富の格差が広がり、多く市民が貧困に苦しんでいました。そんな時代に希望の光を灯した“奇跡の小説”――それが「クリスマス・キャロル」だったのです。金銭欲の亡者であった主人公のスクルージが、不可思議な体験を通して自分の人生を見つめ直すまでを描く物語は、それ以来、時を超えて世界中で愛され続けてきました。

Impressions...
これは結構楽しみにしていた映画です。画像というのはこの原作「クリマス・キャロル」は何回も映画化されているのですが、その中でも原作の物語を現代風にアレンジしたビル・マーレイ主演の『3人のゴースト』(88)という映画は私のお気に入りの映画でもあるからです。現代風とはいえ、物語自身は原作になぞられたものですから、基本的には同じような展開です。正直観た感想は、今回のゼメキス監督の『クリスマス・キャロル』よりも『3人のゴースト』との方が断然良かったです。でも今回、ロバート・ゼメキス監督お得意のCG(パフォーマンス・キャプチャー)を駆使して作った作品ですが、今までの『ポーラー・エクスプレス』、『ベオウルフ/呪われし勇者』と比べると完成形に近づいたのでは と思えるくらいすごく自然な感じでした。
特に7役を演じたジム・キャリーは表情もすごく自然で、『ポーラー・エクスプレス』のトム・ハンクスや『ベオウルフ/呪われし勇者』のアンジェリーナ・ジョリーの不自然さを払拭してくれました。
ところで今回3Dで鑑賞しましたが、私的には3Dを思うように楽しめなかった気がします。というのも私自身2回目の3D映画鑑賞になったのですが、どうも視力が片方だけ悪いせいか、3Dの良さを思うように感じられない気がしてならないのです。私は眼の矯正ができないのでメガネもコンタクトもしていません。普段は裸眼でも不自由はしていないからです。左目の視力は1.0くらいなのですが、右目の視力は0.1を割っています。なのでほとんど片目での3Dなので臨場感にかけるのでは?と思っています。
画像また3Dが吹替え版だったので字幕版でやっぱり鑑賞したかったなと思いました。
ゼメキス監督といえば『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を思い出すのですが、本作品でマイケル・J・フォックスが声優をしているとネット上であったのですが、正式な筋からのコメントが見つからなかったので、どこまでが本当か確認できませんでした。
あり得ないことはないのですが、信憑性のあるサイトでの記載がなかったのであくまでも噂ということに。

Story
 主人公のスクルージにとって、人生は金が全て。家族を持たず、人との絆に背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きる彼は、町一番の嫌われ者。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーの亡霊が世にも恐ろしい姿で彼の前に現れ、「お前は3人の亡霊にとり憑かれるだろう」と予言する。それは、幸福な思い出とは無縁のスクルージにとってさえ、人生最悪のクリスマス・プレゼント…。

老成した顔の子供の姿をした“過去のクリスマスの亡霊”が現れる。亡霊はスクルージを連れて、過去のクリスマスへ飛び立つ。
7歳のスクルージは、みんなが帰った学校で寂しく本を読んでいた。17歳のときは、妹ファン(ロビン・ライト・ペン)に迎えられて、家に帰る喜びに満ちていた。27歳になると、奉公先の店主フェジウィッグ(ボブ・ホスキンス)が開いたクリスマスパーティを楽しんでいた。しかしその5年後、スクルージは損得でしか物事を考えないようになっており、恋人ベルも彼の元を去っていった。

次に現れたのは、巨大な“現在のクリスマスの亡霊”だった。亡霊はスクルージを、クラチットの家に連れていく。クラチット夫人と子供たちの笑顔や、体の弱い末っ子ティムの健気な姿を見たスクルージは、亡霊にティムの命乞いをする。しかし亡霊は「余分な人口が減った方がマシだ」と答える。続いてフレッドの家を訪れる。フレッド夫妻と友人たちはスクルージの性格をゲームのネタに楽しんでいるが、フレッドはスクルージを擁護する。

最後に、顔も体もない怪物“未来のクリスマスの亡霊”が現れる。スクルージは螺旋階段を転がり、葬儀用馬車に追われる。そして、未来の自分の姿を目にする。最後に導かれた“未来”で彼が見た、想像を絶する己の姿とは…?












【CAST...】
画像
画像・Jim Carrey(ジム・キャリー)
1962年・カナダ・オンタリオ州生まれ
15歳でトロントのコメディ・クラブの舞台に出演、その後、19歳でアメリカのスタンダップ・コメディの舞台やTV出演で下積みを続け、1984年、『マネーハンティングUSA/500万ドルを追いかけろ』で映画デビュー。
初めて主演した『エース・ベンチュラ』がセンセーションを巻き起こし、同年の『マスク』も大ヒットし、スターの座を確実なものにした。

エベニザー・スクルージ役(現代・少年時代・17歳・27歳)
初老の商人で、冷酷無慈悲、エゴイスト、守銭奴で、人間の心の暖かみや愛情などとは、まったく無縁の日々を送っている。
過去のクリスマスの精霊、現在のクリスマスの精霊、未来のクリスマスの精霊役
クリスマス・イヴにスクルージを訪ねる三人の精霊。
『ペギー・スーの結婚』『ダーティハリー5』『エース・ベンチュラ』『マスク』『バットマン・フォーエヴァー』『エース・ベンチュラ2 ジム・キャリーのエースにおまかせ!』『ケーブルガイ』『ライアー ライアー』『トゥルーマン・ショー』『サイモン・バーチ』『マン・オン・ザ・ムーン』『グリンチ』『マジェスティック』『ブルース・オールマイティ』『エターナル・サンシャイン』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』『ナンバー23』『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』『イエスマン “YES”は人生のパスワード』『I Love You Phillip Morris』など
画像
・Gary Oldman(ゲイリー・オールドマン)





マーレイ役
スクルージの元ビジネス・パートナー。スクルージの前に幽霊となって現れる。
ボブ・クラチット役
スクルージ&マーレイ商会で働く事務員。
ティム役
クラチット家の末っ子。

画像
・Robin Wright Penn(ロビン・ライトペン)





ファン役
スクルージの妹。
ベル役
スクルージの元恋人。

画像画像フレッド役
スクルージの甥。

・Colin Firth(コリン・ファース)
1960年・英・ハンプシャー州生まれ
舞台「アナザー・カントリー」ウエスト・エンド公演への出演がきっかけで、その映画版『アナザー・カントリー』(84)で映画デビュー。
『ひと月の夏』『アパートメント・ゼロ』『サークル・オブ・フレンズ』『イングリッシュ・ペイシェント』『シークレット/嵐の夜に』『恋におちたシェイクスピア』『ブリジット・ジョーンズの日記』『アーネスト式プロポーズ』『スプリング・ガーデンの恋人』『真珠の耳飾りの少女』『ラブ・アクチュアリー』『ロイヤル・セブンティーン』『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』『秘密のかけら』『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』『トラウマ』『いとしい人』『マンマ・ミーア!』『Genova』『シングル・マン』『英国王のスピーチ』など
画像画像フェジウィッグ役
27歳のスクルージの奉公先の店主。

・Bob Hoskins(ボブ・ホスキンス)
1942年・英・サフォーク州生まれ
様々な職を経て、69年よりシェイクスピア劇などで本格的に舞台に出演し始める。
『コットンクラブ』『未来世紀ブラジル』『モナリザ』『死にゆく者への祈り』『ロジャー・ラビット』『フック』『スーパーマリオ/魔界帝国の女神』『ニクソン』『シークレット・エージェント』『トゥエンティフォー・セブン』『従妹ベット』『チューブ・テイルズ』『フェリシアの旅』『スターリングラード』『スリーピング・ディクショナリー』『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば』『ダニー・ザ・ドッグ』『マスク2』『ヘンダーソン夫人の贈り物』『パリ、ジュテーム』『ハリウッドランド』『必殺処刑人』『ドゥームズデイ』など
 FilmMakers
画像
監督
・Robert Zemeckis(ロバート・ゼメキス)
1952年・米・イリノイ州生まれ
スピルバーグ監督の『1941』(79)で脚本を手掛けるなどして才能を見出され、『抱きしめたい』(78)で監督デビュー。85年、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の監督・脚本を務め、全世界にその名を轟かせた。94年には『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞。近年では3DCGの可能性を追求しており、『ポーラー・エクスプレス』や『ベオウルフ/呪われし勇者』でパフォーマンス・キャプチャー技術を駆使している。
『抱きしめたい』『ユーズド・カー』『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『世にも不思議なアメージング・ストーリー』『ロジャー・ラビット』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』『ハリウッド・ナイトメア』『永遠に美しく…』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『コンタクト』『キャスト・アウェイ』『ホワット・ライズ・ビニース』『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフ/呪われし勇者』など





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この記事へのコメント

2009年12月24日 01:20
突然で申しわけありません。現在2009年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/14(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
なお、twitterも開設しましたので、フォローいただければ最新情報等配信する予定です(http://twitter.com/movieawards_jp)
ユウ太
2009年12月30日 13:31
ケビンさん(^^)こんにちは!
いつもありがとうございます。

今年も色々とありがとうございました。
自分もなかなか来られなくて申し訳ありませんでした。でもまた、宜しくお願い致します。

ケビンさんにおかれましても良い年末年始をお過ごし下さいね!
記事に関係なくてすみません。

2010年01月01日 14:07
【ユウ太さんへ】
こんにちは、ユウ太さん。
コメントありがとうございます。

こちらこそ昨年はありがとうございました。
私の方こそ、なかなか訪問せずにすみません。

記事に関係なくいつでも気軽に訪問してくださいね!
ユウ太さんも良い正月お過ごしください。

本年もよろしくお願いします。

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